那須は「九尾の狐」ゆかりの地
中国の神話より「九尾の狐」は、神獣として登場しています。
本来、平安をもたらす神獣が、小説「封神演義」で一変、悪いイメージが普及してしまいました。
日本では、中国から日本にやってきた九尾の狐は、絶世の美女「玉藻の前」として鳥羽上皇の寵愛
をうけるものの、陰陽師安倍晴明によって正体を見破られ、那須に逃れてきます。しかし、追手の
上野介広常、三浦介義純により退治され、死んで巨石となりました。そして、その怨念は毒気とな
り、近づく人や家畜、鳥獣を殺し続けたとされています。
→殺生石 … 九尾の狐の伝説を残す史跡です。
※九尾の狐が死んで巨石になり眠る場所
(那須高原バルに面する道路「県道17号」を
湯元方面へ10分程です)
※お時間ありましたら、ぜひお立ち寄り下さい。
その後、
室町時代に名僧源翁和尚が杖で一喝すると、巨石は三つに割れ、
日本各地に飛んでいき、残ったのが那須の殺生石と語られてます。
古来、平安をもたらす神獣として登場し、今でも不思議な力をもつとされる
「九尾の狐」の「お守り」や「絵馬」です。
ご来店の際には、ぜひ、ご覧になってください。